家庭環境・食育

「子どもがキレる!」その原因は食事!?①

「子どもがキレる!」その原因は食事!?①

子どもがキレやすくなった背景

ママ
ママ
最近うちの子がよくキレるんだよね・・・
えりちゃん
えりちゃん
その原因はもしかしたら食生活にあるかもしれません。

 

最近の子どもは「キレやすい」なんて言葉を耳にしませんか?

それは、昔と比べて「生活習慣や環境」が変化しているからです。

子どもが夜遅くまで、起きていたり、朝いつまでも寝ていたりしている子を耳にしたことがあると思います。

以前は、規則正しく生活していた子が、ゲームやテレビ、スマホなどの普及によって、夜遅くまで、起きて、朝起きれないなんていう子が増えてきました。

その結果、寝不足になり、日中常にイライラしてしまうようになります。

キレやすい子が増えた背景には、メディアの普及による原因が考えられますが、もっと体にも心にも害がある、重要な問題があるのです。

それは添加物です。

昔の日本は以前よりも添加物を使わずに食品を作っていました。

こんなデータがあります。

1999年に許可されている添加物は60あまりでした。

しかし、2017年許可されている添加物は450以上もあるのです。

1999年に比べ8近くもの添加物が増えていることになります。

すごい数ですよね。私たちは様々な場所で意図していなくも、大量の種類の添加物を摂取していることになるのです。

参照 日本食品化学研究振興財団

こんなに添加物が増えてしまっていることが分かれば、子どもも小さいうちから添加物を取り込んでいることになり、少なくとも良い影響を与えているとは思えませんよね。

その添加物が実際に子どもをキレさせる原因を作っているのです。

添加物が子どもをキレやすくする!?

最近の食環境は便利になった一方、

栄養バランスに疑問を持つものや

カタカナが並ぶよく分からない添加物が多く入っている食品を

よく口にしている印象はありませんか?

自分では気づかずに普段から口にしているかもしれません。

たとえば、

子どもたちの好きな食べ物の、

・カレーライス

・カップラーメン

・ポテトチップス

・ウインナー

といった食材の中にも添加物が大量に入っているのです。

先ほども述べた通り、子どもの口にする多くの物に添加物が大量に含まれているため、自然に意図していなくても添加物を摂取してしまうのです。

そして、この添加物こそ、子どもをキレやすくする原因を作っているのです。

添加物が子どもをキレやすくするのです。

実際に多くの方々から子どもがキレやすくなったと話を聞きます。

一昔前は、そのようなことを聞くことはほとんどありませんでした。

また、昨今キレやすくなったためか、子ども同士の暴力、対教師暴力が増えていっているというデータがあります。

添加物を大量に摂取したことによって、子どもの問題行動が増えてしまっているのです。

 

このような現状を打開するために、何をすべきなのでしょうか。

それは、添加物をなるべく摂取しない努力です。

食品を買うとき、なるべくパッケージを見て添加物が少ないものを選びましょう。

なるべく、添加物の少ない商品を選び、購入する努力をしましょう。

実際にこのような添加物があります。

・調味料(アミノ酸等)・リン酸塩・酸化防止剤・pH調整剤・発色剤・還元水あめ・たんぱく加水分解物・保存料・結着材料・ポークエキス・酵母エキス・加工でん紛・カゼインNa・発色剤・香辛料抽出物

などです。

これらの添加物か組み合わさると、発がん性物質を作り出すこともあり、キレやすくなるだけでなく、体にも悪い影響をもたらします。

心と体に悪影響をもたらす添加物。

でも、正直なところ、これらの添加物を常にチェックする時間も手間だ

、添加物0の食品は値段が高くて買えないという家庭もあると思います。

理想は、添加物0ですが、なかなか現実的には厳しい部分がありますね。

そういう人のために、心がけてほしいことはこれです。

カルシウムを摂ると子どもがキレにくくなるよ

添加物が少ない食品が良いって値段が高いし、

体に良いって聞くけど完全に添加物がないものを選ぶのは難しいことかもしれません。

 

添加物が少ないものを選ぶことが大切でありますが、

キレにくくするには、カルシウムをとる必要があるのです。

え!?カルシウムって骨を作る働きだけじゃないのか。とお思いになられると思いますが、

 

実際にカルシウムは、

・骨や歯をつくる。そして強くする。

・血液を凝固させる。

・神経や筋肉を正しい働きにする。

といった働きがあります。

 

骨や歯を丈夫にするだけでなく、神経を正常にする働きがあるのです。

つまり、カルシウムは神経を正常にし、キレにくくさせるのです。

カルシウムさんってすごいですよね。

ママ
ママ
神経を正常に戻す働きがあるなんて知らなかった!
えりちゃん
えりちゃん
では、カルシウムがとんな食品に入っているのか紹介していくよ。

カルシウムが多く入った食品は

・牛乳

・プロセスチーズ

・ひじき

・水菜

・豆腐

・干しエビ

などです。

他にもありますが、継続していくためには、身近に手軽に食べられて、カルシウムをとれる食品を選んでいくことがポイントなのです。

カルシウムを手軽に食べられる食品を選ぼう

ここまで、カルシウムをとることで、キレにくくなる話をしてきましたが、申し訳ありません。

実は、カルシウムをとるだけではダメ!!

ママ
ママ
とにかくカルシウムをとらせればいいんだね、先生!
えりちゃん
えりちゃん
もしかしたら、それは意味のないことをしているかもしれません。

 

カルシウムと相性が悪い栄養素があるのです。

それは、「リン」です。

この「リン」は、食品添加物として加工食品やインスタント食品など現代の子がよく食べるものに含まれています。

この現代の子がよく食べている食品を過剰摂取をすることで、カルシウムの吸収を妨げてしまうのです。

つまり、加工食品やインスタント食品を食べすぎる子はキレやすくなるのです。

家で加工食品などを多くだしていませんか?

もしかしたら、子どもがキレやすくなるのは食事を出す親のせいかもしれません。

できる限りインスタント食品を食べさせないようにすることが、キレにくくする近道です。

子どもの食事を考える時の参考にしてください。

 

キレやすくならない子を育てるために

添加物の少ない食材を選び、カルシウムを多く摂取しましょう。また、インスタント食品などの加工食品の大量摂取に気を付けましょう。

 



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