幼児教育・保育の無償化 19年10月から全面実施について思うこと
2018年5月26日の日本経済新聞にこのような記事がありました。
政府は2019年10月から幼児教育・保育の無償化を全面的に実施する方針を固めた。・・・・19年10月に予定する消費税率10%への引き上げに合わせることで子育て世帯の暮らしに配慮する。幼稚園や認可保育所に加え、預かり保育などの認可外施設も対象にする。
引用 日本経済新聞 幼児教育・保育の無償化 19年10月から全面実施
URL https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31009550W8A520C1MM0000/
ようやくって感じですよね。
幼児教育、保育無料化。
なんで日本は、子どもの教育にお金をかけてこなかったのでしょうか。
まあ、かけてきているとは思うのですが・・・。
とにかく、今回の幼児教育、保育無料化のニュースはうれしいニュースです。
幼児教育の大切さを考えれば、当然のことです。
むしろ、高校の無料化よりもこちらを先に行ってほしかった。
まあ、財政難、財政難と言っている中ではすべては厳しいんですかね。
人口の比率を考えると、高齢者が多く社会福祉にかけなければならないお金が多くなってしまうこともわかりますし。
でも、私は小さな子どもにももっとお金をかけていくべきだと思うんです。
だって、これから日本を支えていくのは、今の子どもたちなんです。
しかも、0歳から発達は始まっているのです。
著しい発達の時期に適切な支援をしていかなければならないのに。
だって、3歳、4歳くらいの間にある程度、人格が形成され、人間が作られてしまうんですよ。
なんでそのような大切な時期に国が支援しないのでしょうか。
昔から疑問に思っていました。
そのような大切な時期に、ママさんたち一番子どもにとって大切なこと必要なことを考えて行っています。
習い事を考えて、行わさせたり、赤ちゃんのための塾などに入れたり・・・・。
ママさんと子どもが関わる時間を増やしたり・・・
本当に一番大切な時期なんです。
まだ、お金がある家庭はいいですよ。
共働きでなく、ママが常にお家にいても問題のない家庭などは。
でも、シングルマザーであったり、常に共働きでないと子どもを育てられなかったりする家庭は、幼児教育、保育の無償化がどれほどありがたいと思っていることか・・・
そして、その無償化でどれだけの素晴らしい原石が失われずに済むか。
お金がないからといって、子どもへの教育をないがしろにし、磨けば光るものも原石のまま錆びていってしまうこともあります。
でも、新たな原石が光り出せば、日本に多くの素晴らしい人が増えていきます。
わたしは、この国が豊かになっていくためにも、魅力あふれる多くの人が生まれていってほしいと心から願っています。
そして、これからの日本、もっと子どもを支援し、お金をかけるところを考えていってくれると本当にありがたいです。