ママパパは知らない。担任は児童生徒のここを見る!!~担任の目の付け所~①
今回は【うわばき】について話していこうと思います。
先生は上履きを見る
担任の先生は、よく児童生徒の上履きを見ます。
上履きをしっかり履けているか、履けていないかでその子が難しい子か判断します。
ここでいう、しっかり履けているとは、かかとをつぶさずに、毎回きちんと履いていることをいいます。
逆にしっかり履けていない状態とは、かかとをつぶしたり、ずっと上履きを履いていられなかったりする子のことをいいます。
実際に、上履きをずっと履いていられない子なんているのか不思議に思うかもしれませんが、どの学校にも普通にいるでしょう。
その上履きの履き方をよく見ることで担任の先生は子どもの指導に生かしていくのです。
担任の心
①始業式に上履きを見る
担任の先生は、この上履きの履き方を、子どもたちと初めて出会ったむその日に確認します。
なぜなら、
一目見るだけで問題のある、ないのある程度の可能性を探ることができるからです。
たとえば、担任発表の日、初めて会った子の中に、上履きのかかとをつぶして履いている子がいるとします。
初めて会った日には、その子の特性が全くわかりませんよね。
でも、上履きを見ることによって、
「この子は問題のある可能性があるから、注意してみていこう」
というふうに思うことができるのです。
もしかしたら、出会ったその日に、友達に危害を加えたり、教室から飛び出して行ってしまうかもしれません。
しかし、ある程度最初の段階で問題が起こるかもしれないという予測できていたら、迅速な対応がとれるのです。
予測しているかしていないかでは、大きな違いがでることが想像できると思います。
②上履きをしっかり履けなくなってきた子に注意
次に担任が注意して見ている点は、上履きをしっかり履けていたにも関わらず、しっかり履けなくなってしまった子です。
こういう子は、何か心に問題を抱えてしまった可能性があります。
もしかしたら、ママやパパとトラブルになったり、友達関係で何かいざこざがあったり、子ども自身の問題で誰にも話せない事があったりしていかもしれません。
心に問題を抱えてしまったからこそ、上履きがしっかりはけなくなってしまうのです。
突然、上履きがしっかりはけなくなったのにも関わらず、何事もないなんて考えにくいですよね。
そのため、
担任の先生は、この突然履けなくなった子を発見すると、特に注意して行動、言動をみるようになり、事前に問題を防いでいくのです。
最後に ママさんたちに生かしてもらいたいこと
是非、先生が見るポイントを生かし日々の子育てに生かしてもらいたいです。
とにかく、子どもの靴に日頃から注意して見ていましょう。
突然、子どもの靴のかかとがつぶれていたり、汚くなっていたりしたら要注意です。
もし、靴に変化が表れていたら、子どもに何か問題が発生している可能性があるので、子どもの話に耳を傾けたり、行動に注目したりしましょう。
また、学校に日々の様子で変わったことがないか、聞いたりするのもいいと思います。