けいてぃの教育ブログ

【実録】切迫早産で入院した原因?

本日は妻「えりちゃん」が実際に第1子を出産するまでに急に切迫早産と診断され、そのまま緊急診察からそのまま入院となった原因や生活を振り返ろうと思います。

※一個人の体験談であるため根拠があるものではありませんが、体験談として参考にしていただけたらと思います。

切迫早産の原因?診断前はこんな生活をしていた!

上記の内容が、入院直前前の生活になります。

入院まではお腹の張りなどのトラブルは一切感じたことがなく、入院3日前の検診でも異常はありませんでした。

それではここからは入院までの体験談を具体的にお話ししていきます。

妊娠アプリでそんな楽観的なアドバイスばかりを鵜呑みにしていた私。新幹線で京都に旅行にいったり、夫婦2人生活を楽しむため、ドライブに出掛けることを繰り返していました。そんなマタニティ生活を思う存分に楽しんでいた妊娠25週目(妊娠7ヶ月)。仕事に向かおうと車に乗り、エンジンをかけるためにブレーキを踏み込んだ途端、お腹に激痛が!!!

しかし、私の仕事も基本的に事務仕事がメインで座って作業することが多いうえ、管理栄養士として一人でその職場を任させていたので、そう簡単に休むことはできない!!そう思い、お腹の痛みが引いたところで、また車の運転に戻りました。しかし、運転中も5分に一度の間隔でお腹が痛み、冷や汗が出てくる状態に。「これはまずい!」と思い、家にUターン。妊婦健診を3日前に終え、全く問題なし。順調です。と言われたばかりでしたが、病院に電話し、症状を報告したところで午後に緊急受診することになりました。そして、そのままお腹の張りがひどいこと、子宮頸管が2.5cmと週数に対して短いことを理由に、なんとそのまま入院になってしまったという流れです。

緊急受診した際は先生が淡々と診てくださり、エコーも問題なし。内診時も切迫した様子なんて全く感じられなかったのに、内診の診察台から診察室に戻ると「今すぐ入院ですね」とさらっと言われ、何がどうなっているのか全く分からず唖然でした。もう色々と混乱しすぎて、その時1番に思いついたことが、「洗濯物外に干しっぱなしだぁ。どうしよう。」でした(笑)※赤ちゃんはとても順調ですとのことでした

お腹の張り・出血・おりものに異常など、今まで全く感じたことがなかった。ましてや3日前の健診で「問題なく順調です。」と言われたばかりなのに、「なぜこうなった?」とただただ混乱していた私は看護師さんに誘導されるまま、その場で車椅子に乗せられ、そのまま産婦人科病棟の個室に連れていかれ入院になりました。

病室に入ると早速モニターをお腹周りに取り付けられ、その間もお腹が何度もカチカチに張り、痛くなって冷や汗を多くかきました。寝たきりでモニターをつけられてからどのくらいたったか(体感は一時間以上)で、24時間の点滴が開始されました。(リトドリン)そして、退院の時期はわからない、しばらく入院になると思いますとの報告を受け、トイレ・シャワー以外移動は禁止、ベッド上で寝たきりを言い渡されました。(上体を起こすのも出来るだけ控えるよう指示有)入院したのは県の中核病院で多くの科がありましたが、産婦人科病棟から出禁となる過酷な入院生活が始まりました。

正直その日の朝に初めてお腹が痛くなり、午後に入院してからお腹が張るという感覚が初めて分かり、そしてそれが妊娠37週程度まで何度も繰り返されるようになりました。入院後2日目にも強い張りがあり、点滴が追加されましたが、それ以降は子宮頸管2cmを維持し、妊娠34週でなんとか退院できました。その後は自宅安静(服薬)となり、37週には張り止めのお薬も終わり。39週で出産に至りました。

切迫早産の原因はこれだった?

冒頭に原因の可能性がある行動をあげましたが、その中でも特に気をつけるべきだったことを紹介します。

身体を冷やすことで血流が悪くなると子宮の働きも悪くなり、便秘もおこる。これによりお腹が張りやすくなる。頻繁にお腹が張ることで切迫早産が誘発される原因となる。そのため、冷たい食べ物や飲み物以外にも、服装でも身体を冷やさないように、薄着をしすぎない、靴下を履いたり、腹巻きをして身体を温めるとうに心掛けましょう。また、冷えを感じやすい人は湯船に浸かる習慣で身体を温めるのもよいでしょう。(医師により入浴を制限されている人は控えてください)

  上記に関しては想像以上に身体に負担をかけていたと思います。職場の人も旦那さんも他に仕事をしているし・・・と遠慮をしてしまいがちですが、赤ちゃんのことを第一優先してください。そして、もし身体に異変(お腹の張りや痛み)を感じたら、すぐに休憩または休むことを躊躇わないでください。きちんと事情をお話しすれば、みなさん理解してくれます。旦那さんには、出産後が本当の始りであることを伝え、その前から必要最低限の家事・育児(上の子がいる場合)ができるように予行練習をさせてあげるのもよいかもしれません。それと赤ちゃんとのことを考えて欲しいときちんと伝える。


私の場合は「子宮頸管が短くなりやすい体質かもしれない」と言われました。子宮頸管が短くなりやすい体質というものも、日頃からの冷え対策や運動不足、少し無理をしてしまう等の生活習慣が原因でなったのではないかと思います。もし今、入院が迫っている、お腹が張りやすくて不安に思っている、切迫早産と診断されたという方がいましたら、自分の身体の扱いについて一度振り返り、見直してみるといいかもしれません。「無理せず、お腹が張るようでれば、すぐに横になる。」「身体を冷やさない」これを徹底してください。

それともう一つ妊婦健診では些細な症状や不安も必ず医師に相談することが大事だと思います。病院によってかは不明ですが、入院3日前の検診ではエコーのみで内診はありませんでした。ここでお腹の張りやおりものの異常などがある人はきちんと先生に相談することで、内診に繋がり、子宮頸管長の確認や切迫早産の原因となる感染症の検査を行ってくださり、自分では分からない異常を発見できるかもしれません。

「自分が今感じていることは大したことがないのではないか?」「恥ずかしくて相談できない」なんて思い、スムーズな流れであっという間に検診を終わらせてしまうのではなく、きちんとお話しする勇気をつけてください。切迫早産の怖いところは、風邪やインフルエンザの時のように身体がダルくて動けないという感覚はなく、普通に動けてしまう、感染症に関しては無症状の場合があることから、無理をして状態を悪化させてしまう可能性があるところです。先生達も患者さんから話してもらわなければ、分からない・気づかないことが多いです。

だからこそ、些細なことでもいいので先生に相談することを躊躇わないでください。出産を経験した女医の先生は共感してくれることもあります!それでは長くなってしまいましたが、まとめに入ります。

切迫早産を予防するには?

・身体を冷やす習慣を作らない(身体を温める)

・無理に仕事・家事・育児・体勢をしない(家族や職場の協力や理解を得る)

・少しでもお腹の張りや痛みを感じたら、すぐに横になる

・妊婦健診では些細な症状や不安も相談する

安定期に入り、妊娠22週を経過したところでお腹の中の赤ちゃんは「流産」ではなく「早産」の扱いになります。安定期に入り、つわりも落ち着き、自分の体調が最も快適で旅行やベビーグッズの購入もこの時期に済ませたい!仕事をしているママは体調も落ち着き、仕事も順調に進められるようになった!というかたが多いのではないでしょうか。そんな時だからこそ、私のように気を抜かず赤ちゃんを第一に思う生活を続けていて欲しいと思います。また、上にお子さんがいる場合は無理せず家族と協力しながら育児をしましょう。旦那さんだけでなく祖父母の力や行政の力を借りたり、切迫早産と診断された人や疑いのある人は負担とならない育児(スキンシップや読みきかせ等)に力を入れ、妊娠期間を乗り切ることを心がけましょう。