小学校担任に不信感を持つ人以外見ないでください。教員が語るダメ担任を親が育てるやり方
近頃、担任に不信感をもっているママ、パパは少なくありません。
最低でも一年間は、共に子どもを育てていく協力者でもあるので、出来れば担任は良い人であってほしいですよね。
でも、必ずしも担任の先生が良い人とは限らないこともあります。
そんな時、どうするのか。
ずっと、我慢して耐え続ければいいのでしょうか。
クレームを言い続ければいいのでしょう。
いや、ちがいます。
そんなこと、子どもにとっても良くありませんよね。
できれば、ダメ担任が変わって素敵な良い先生になるべきですよね。
そうママさんもそう思っているはずです。
そのため、今回は、不信感をもっているダメ担任が変わる秘策を、教員の目線で教えていきます。
楽しみにしていてください。
目次
ダメ担任とはどんな担任??
ダメ担任とはどのような担任のことを言うのでしょう。
現在、お子さんをお持ちで、ダメ担任だなと思っている方は想像できるかもしれませんが、ダメ担任でも様々な種類がいます。
①クラスを上手くまとめることができない
これは、教員経験が浅い人に多く当てはまるでしょう。
もちろん、若い先生でもきちんと指導してくれる方を多くいます。
しかし、経験年数の浅さから子どもの様々な表れに対して適切に指導できないこともあります。
叱らないといけない時に叱ることができなかったり、些細な子どもの変化に気づかなかったりするのです。
そうすると、いけないことをした時に、しっかり叱ることができないとクラス全体が悪いことをしてもいいんだという雰囲気になってきます。
そうするとクラスが次第に荒れてきます。
でも、クラスが荒れていてもいい先生とダメな先生に分かれてきますよね。
どこが基準になっているかというと、クラスの問題に対して真摯に向き合えているかどうかです。
クラスが荒れていても一生懸命に保護者と連絡を取り合い、問題を解決させようと努力している先生は親に認められます。
しかし、クラスの問題を家庭のせいにしたり、クラスで起きたことをあやふやに流されたり、適当な対応をされたりすると
なんだこの先生は・・・と思えてきますよね。
クラスをうまくまとめられなくてもいい先生もいれば、ダメな先生もいるということです。
若い先生は素直に貪欲にどんな問題に立ち向かっていく人が多いですが、年配の先生でクラスが荒れるようなら頑固でダメな先生の場合が多いでしょう。
②子どもの話をしっかりと聞いてくれない
子どもの話をしっかり聞かなかったり、よく疑ったりする先生は子どもの印象が悪いです。
子どもの印象が悪くなると、親の印象も悪くなっていきます。
そうすると、担任のあらゆる言動に敏感になり、疑いの目でみたり、正しいことであっても何か腑に落ちない感じになることがあります。
実際にそのように思われているママ達も多いのではないでしょうか。
要するに、担任と子どもの関係で親にとってダメ担任のレッテルが張られてしまうのです。
また、しっかり話を聞かなかったり、疑ったりする先生のクラスの子は学校が楽しくない、つまらないから行きたくないと言っているでしょう。
子どもの学校が楽しくないという言葉はダメ担任を見分けるワードかもしれません。
③しっかりとした説明がない上に対応が遅い
すなわち、ホウ・レン・ソウができない人です。
報告、連絡、相談のことですね。
例えば、クラスで自分の子が関わるトラブルがあった時にも、全然教えてくれなかったり、はぐらかされたり、曖昧な答えをだしてきたりする人です。
このような担任をもつママは非常に苦労するでしょう。
ホウ・レン・ソウができないうえに、自分が相談したいことや、悩んでいることでも親身になって対応してはくれません。
また、自分の思っていることを理解してくれようとはしません。
頑固な先生に多いですね。
このような先生は、いじめがクラスの中であっても、クラス内で上手に解決できないでしょう。
このように、いわゆるダメ担任とはどんな先生のことかを書いてきましたが、
残念なことに、
基本的に、ダメな先生は変わらないのです。
しかし、ダメ担任を育てることはできます。
だれが育てるかというと、親なんです。
そう、変な話ですが、親が教員を育てるのです。
次にどのように育てていくか説明していきます。
親が担任を育てていこう!!!!
①積極的に親の思いを伝えて分かってもらおう
まずは、こちらからの思いをしっかり伝えることが大事です。
ダメ担任に分かってもらうためには、事細かく丁寧に伝えなければ理解してもらえません。
例えば、うちの子がいじめにあっているかもしれないとの情報が入ったとします。
そのような時は、学校での様子を聞きたい担任に聴いて、くわしく状況を知りたいですよね。
さらに、もし仲間外れなどにあっているようなら、しっかり対応してもらいたいのは、当たり前のことです。
その対応の仕方を親から要求するのです。
良い先生なら、何も言わず上手に裁いてくれますが、ダメ担任はそれができません。
こちらから、○○君に話を聞いてみてください。とか、○○君のお父さんと話がしたいのでアポをとってくださいなどを積極的に言っていきましょう。
学校側からしてみれば、激しい親だと思われ、モンスターペアレント呼ばわりされる可能性もありますが、自分の子を守るためなら仕方ありません。
積極的に自分の思いを細かく伝えていき、ダメ担任に分かってもらいましよう。
②うちの子をきちんと見てほしければ、ダメ担任としっかり連絡を取り合おう。
ここでいう“連絡を取り合う”のはLINEやメールや電話のことではありませんw
子どもの宿題でよくある音読カードのようなものです。
そこには、音読をした回数やきちんと読めたか記入する欄がある他に、家庭からのコメントやサインを書く欄がありますよね。
そこの家庭からの欄を上手く活用するのです。
そこの欄には、毎日サインだけ書く、毎日印鑑だけ押すママも多くいますが、本当にもったいないと思います。
教師と家庭が毎日やり取りできるのはその欄しかないんですよ。
もったいないと思いませんか。
教師だって人間です。
毎日、サインだけ印鑑だけの保護者は教員にとって印象も薄く、何を考えているのか分かりません。
しかし、毎日のように子どもの家庭での出来事を書いてくれたり、時には先生の事を褒めてくれたりすることで、担任の先生はとってもうれしいのです。
特に担任にねぎらいの言葉などかけてくれた時には、本当に救われます。
そんなねぎらいの言葉をかけてくれる親と毎日サインだけの親ではどちらが印象がいいでしょうか。
もちろん、きちんとコメントを書いてくれる親の方が印象がいいですよね。
親の印象がいいということは、自動的にその子の印象もよくなるということです。
たとえ、やんちゃで学校に迷惑ばかりかけてしまう子でさえもです。
担任に迷惑をたくさんかけてしまう子なら、もっとしっかりその子を見てあげよう、なんとか救ってあげようという心理が働きます。
音読カードのコメント欄を活用するかしないかによって、ここまで変わるのか疑いをもっていると思いますが、是非実践してみてください。
親と先生がちゃんと連携をとっていれば、何かあった時でもすぐに担任は動いてくれるます。
先ほども述べましたが、教師だって人間なのです。
親が適当に先生と接するのと、思いやりをもって接するのでは違います。
本当にダメ教師を変えて、自分の子をもっとみてほしいという思いをおもちのようなら試してみる価値はあると思います。
最後に
このようにダメ担任と接していくことを続ければ、クラスの中で目立つ存在になっていきます。それは親も子もです。
30人学級で目立つ存在になれば、担任も多少なりとも目をかけてくれるでしょう。
まあ、目をかけてほしくないくらいダメ担任もいると思いますが・・・・。
最後まで読んでいただきありがとうございました。