6月はいじめが多い??その理由は意外なこと!?
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6月は友達に慣れてきた時期
4月
共に勉強したり、励まし合ったり、協力し合ったり、けんかし合ったりする仲間と初めて出会い、約2か月が過ぎました。
4月の頃は、どんな友達がいるのかな、仲良しになれるかな、どんな勉強をするのかなという期待とワクワクでいっぱいでした。
その時は、友達も互いのことを探り合い、様子を見ながら接しています。
自分の本性をすべてさらけ出すことなく。
5月
ゴールデンウィークが過ぎ5月に入ると、ある程度友達のことが分かり始め、授業も落ち着いてきます。
友達も増え始め、仲の良い人同士が集まり、グループが形成されていきます。
そして、5月下旬ぐらいに差し掛かると、クラスの中で上下関係が分かるようになり、
グループ内でもめ事が起きたり、
グループ同士での上下関係でトラブルがおきたりしてきます。
仲が良かったにも良かったにも関わらず、喧嘩になったり、仲の良かった2人がいじめの加害者、被害者になったりすることもあります。
このように、集団ができることでいじめやトラブルの原因が生まれるのです。
そのため、尾木ママも6月は注意して我が子を見てほしいと言っていますね。
これで、6月にいじめが起こりやすい理由がわかったと思います。
尾木ママはここで終わっていますが、私は一歩踏み込みます。
6月にいじめを引き起こしてしまうのは担任のせい?
6月にいじめを引き起こしてしまう原因を作っているのは、友達同士のトラブルが原因だけではなく、実は担任のせいでもあるのです。
どういうことかというと、子どもたちになめられてしまっているからいじめがおきるのです。
4月子どもたちは初めての友達と会い、お互いを探り合うと先ほど述べました。
これ、子どもだけでなく、実は先生も探られているのです。
4月、子どもは、
今度の担任の先生はどんな先生かな。
怖いかな。優しいかな。
面白いかな。厳しいかな。
様々なことを想像して先生を見ています。
そうなんです。はかられているのです。
そのため、4月の最初の時からに厳しく指導する先生は、この先生は厳しい。怖い。という印象を子どもに与え、
4月からたくさん一緒に遊んでくれる先生は楽しい先生という印象を与えます。
逆に言えば、
四月から厳しくしていない先生は、子どもにこの先生は厳しくないなという印象を与えるので、子どもは多少の悪さをしても怒られないやと思うようになります。
そして、その多少悪さがまた許されると、もう一段階悪いことをし、
また、許されるとさらにもう一段階悪いことをし・・・・
結果的に、子どもはいじめをするようになってしまうのです。
最後に
実際のところ、上記のことをまとめると、
4月の段階でめっちゃ厳しく叱る先生のクラスはいじめが起こりにくいです。
これは、ベテランの先生のクラスのことですね。
ベテランの先生は6月くらいからトラブルが増えることが分かっていて、4月の段階からしっかり釘をさすことができるのでトラブルが少ないです。
しかし、若手の先生は経験不足から、叱るポイントが分からなかったり、叱るべきところで叱れずに見逃してしまったりすることが多いので6月にいじめが起きることがあります。
では、我が子にできることは?
それはやっぱり、しっかりと子どもを観察し、話をよく聞いてあげることが大切なのではないかと思います。