体に悪いアイスクリームと体に良いアイスクリームの差!
2つの商品を見てください。


一見、二つの商品は同じように思えますよね。
でも、実はこのアイス、同じような味にも関わらず、成分が違うのです。
そして!!なんと!!
ジャンボ バニラモナカの方が身体に良いアイスなのです。ご存知でしたでしょうか?
これからの時期、アイスクリームがよりおいしく感じる季節になりますね。
大人も子供も大好きなアイスクリーム。
アイスを選ぶとき、どんな視点で選択していますか?
自分が好きなもの、美味しそうだと思ったものが多いとは思います。
何気なく手になるアイスクリームですが、
実は種類があり、体に悪いものもあるのです。
では、どんな種類が体によくないのか。それは、アイスの裏面を見て頂けたら一発でわかります。
種類
アイスを買ってパッケージの裏面、表面よくをみていただけると、アイスの種類が載っています。もし、アイスが家の冷蔵庫にあるよという方は今見てみてください。
必ず、
アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓のどれかが書かれているはずです。
実は、この中では、アイスクリーム、氷菓が体に良い方なのです。
次に、アイスミルク。
そして、一番体に悪いのは、ラクトアイスなのです。
実はこれら4種類は「ある成分」の含有量の割合が異なることによって、身体に良いか悪いかが変わってきます。
そのある成分というのが「乳成分」です。
まずアイスクリーム類とは
乳またはこれらを原料として製造した食品を加工し、または主要原料としたものを凍結させたものあって、乳固形分3%以上を含むもの
をいいます。
この説明からアイスクリームというものに、乳固形分が重要であることが分かります。
それぞれのアイスクリームはこの乳固形分の割合が異なるのです。
乳固形分が少ないと、植物油で固めなければならなくなります。
つまり、油です。
それでは一つ一つのアイスクリームを詳しくみていきましょう。
〇アイスクリーム
乳固形分15%以上 うち乳脂肪分8%以上
乳固形分と乳脂肪分が最も多く含まれており、牛乳のような濃厚な味を楽しむことができる
森永乳業 MOW バニラ

森永製菓 ジャンボ バニラ モナカ

森永乳業 パルム バニラ

グリコ 牧場しぼり 濃厚バニラ

森永乳業 ピノ バニラ

丸永製菓 あいす まんじゅう

ハーゲンダッツジャパン ハーゲンダッツ 各種
〇アイスミルク
乳固形分10%以上 うち乳脂肪分3%以上
アイスクリームと比較すると、乳固形成分・脂肪分共に低いですが、牛乳と同じくらいの乳成分を含んでいます。しかし、乳固形分が少ないぶん植物油脂を使い、乳成分のような濃厚な味わいを再現しています。
森永製菓 チョコモナカジャンボ

グリコ パナップ

グリコ 濃厚ガトーショコラ クッキーサンドアイス

赤城乳業 不二家ミルキーアイスバー

ロッテ ガーナチョコ&クッキーサンド

森永乳業 ピノ 炭火焙煎コーヒー

丸永製菓 あいす まんじゅう和栗

井村屋 たい焼きアイス

赤城乳業 ミルクレア マスクメロン

井村屋 クリームチーズ アイス
グリコ ジャイアントコーン

赤城乳業 チョコミント クールアイスカップ

ロッテ モナ王 バニラ

〇ラクトアイス
乳固形成分3%以上
乳固形分はわずかで、植物油脂を使用することで濃厚さを出しています。
明治 エッセルスーパーカップ

ロッテ 爽 バニラ

森永製菓 サンデーカップ

ロッテ クーリッシュ

丸永製菓 白熊

森永乳業 れん乳氷

ロッテ モナ王 抹茶

グリコ パピコ チョココーヒー

森永乳業 チェリオ バニラ

グリコ 手づくり風 ソフトコーンバニラ

クラシエフーズ ジェラート屋さんの人気メニュー ピスタチオ

グリコ いちごフロート

〇氷菓
乳固形成分はほとんどないです。果汁などを凍られたアイスキャンディやかき氷などがあります。
乳固形成分がほとんどないため、安全です。ちょっと冷たい物がほしい。なんて時には、かき氷やアイスキャンディなどを食べると体にいいかもしれません。
グリコ アイスの実

赤城乳業 ガリガリ君

グリコ パピコ シチリアレモン

赤城乳業 やわらか 赤城しぐれ

グリコ 練乳金時しぐれ

まとめ
いかがでしたか?
アイスクリームに種類があること、また同じアイスでも味の種類によってアイスミルクになったり、ラクトアイスになってしまうことに気づかれたのではないでしょうか。
そして、アイスクリーム以下の、アイスミルク、ラクトアイスには
植物油脂が入っていることをお分かりいただけたでしょうか。
この植物油脂というのは、ヤシ油・パーム油・ナタネ油です。
上記の油脂は飽和脂肪酸が多く、その中にはトランス脂肪酸が多く含まれています。
こちらは過剰摂取によっては血栓・心疾患を招くと言われています。
また、アイスクリームのようななめらかな触感を保つため、乳化剤や安定剤も多く含まれています。
特に、ラクトアイスは脂肪の割合が多く、カロリーも高い。
そのうえ、乳化剤や安定剤のような添加物も多く含まれている。
普段何気なく食べているアイスクリームですが、種類により栄養成分が異なります。
もちろん、植物油脂の割合が増すほど、カルシウムの含有量も減少し、添加物も増えます。
ラクトアイス安くてボリュームが多いものが多いですが、
購入する前に少し表示を見てみませんか?
ちなみに、アイスクリームは、規約により「乳脂肪以外の脂肪の添加は禁止されています」
できることなら、アイスクリームを選択してあげたいですね。
これからは、アイスクリームを購入する際に是非表示を確認してください。
最後に
アイスクリームを沢山調べた結果、ハーゲンダッツのストロベリーとグリーンティーには香料や安定剤、乳化剤などの添加物が使われておらず、シンプルに食品しか使用されていません。
その代わりクリームと卵黄をたっぷりを使用してるため、とても濃厚な味わいを楽しみつつ、安全に食べられるアイスクリームということになります。小さなお子様がいるご家庭や普段から健康に気をつけている人は、少し値がはっても選択したい商品ですね。
※上記商品のカップのみ。他の商品には添加物が含まれているものもあるので、留意が必要です。
果物屋さんのアイスクリーム
一般社団法人日本アイスクリーム協会参照