教師がおすすめする!!子どもにやらせたい習い事 習字
習い事に習字をおすすめする理由
小さいころから行わないと身に付きにくい
習字は大人になってからやろうとしてもなかなか上達しません。子どものころからコンプレックスをもっていて、大人になった今、改めて習字を習いたいと思い、始めた方でも長続きせずに途中であきらめてしまうことが多いです。
また、小さい頃からの癖が身に付いてしまってるため、字を正しく矯正するのに大変な時間がかかります。通信教材などでペン習字がありますが、その教材で本当に上手になった人なんてそれほどいないのではないでしょうか。
お手本を見ながらは上手に書けると思います。しかし、お手本がない時や、急いでいる時などに美しい字をかけることができますか。本当に字が綺麗な人は急いでいる時でも上手に書けますよね。それは、小さい時からの積み重ねがあったからなのです。
学校での習字の授業時数が少ない
現在、小学校では週に1時間しか習字の授業が行われていません。
週に1時間しかないにも関わらず上達することができるでしょうか。できませんよね。
多くの学校では大人数の中で授業が行われています。1時間の授業は45分なので、30人のクラスだとしたら、単純計算で1人あたり2分かけられないことがわかると思います。
なんとなく、学校に期待してはいけないことがわかると思います。
学校だけの授業では限界があるのです。
私は、学校の授業だけで字が上達することができた例をあまり知りません。それほど、学校の授業だけ上達させるのは厳しいということです。
字は様々な所で生涯にわたって見られる
字というものは残酷です。その人の人柄、性格などもあらわしてしまいます。
子どもの頃から自分の物には名前を自分で書きますし、大人になっても様々な書類などに住所や名前などを書くでしょう。
デジタル化が進んだとはいえ、まだまだ手書きで書くことが多いことは確かです。
手書きで書いたものを自分だけしか見ないのであれば、それほど字は綺麗でなくてもいいかもしれませんが、大抵の場合、書類に手書きで書いて相手に渡しますよね。
字を見て相手の人はどう思うでしょうか。
見た時にその人の人柄、育ちが出るのです。
なにこの人、字が汚いなぁ。なんて心の中で思われたくないですよね。
綺麗な字だな。立派に育ってきたんだなと思われたいですよね。
また、字を綺麗に書ける人は誰から見てもうらやましく思われます。
大人でも字を綺麗にみられたいと思っている人が多いということは、子どもだって同じです。
子どもの世界でも字のキレイな子はすごい!と言われ称賛されます。
子どもの世界では称賛されるのに、親が字をきちんと書かせるのをあきらめてしまこともあります。
小学校低学年だから字が汚いのはしょうがないなと思ってしまい、何も手を書けないとどうなってしまうのでしょう。
低学年だから、字が汚いのはしょうがないなんて思って何も手をかけなかったら、そのままの状態で大人になってしまいます。
世の中には、大人になっても字が子どもみたいに汚く書いてしまう子がいます。そのような人は子どもの頃にしっかりと矯正を受けてきていなかったためなのです。
先ほど述べましたが、このような方は、大人習字を習っても上達するのに大変苦労します。
大人になっても子どもみたいな字を書きたくはありませんよね。
習字を習わせるメリットはたくさんある
一般的には、
- 綺麗な字が書けるようになる。
- 集中力が身につく。
- 正しい持ち方になる
- 正しい姿勢になる。
- 正しい書き方ができるようになる
- 正しい書き順が身につく。
- 礼儀作法が身につく。
と言われています。
ただ、一番のポイントは幼い頃からやらせることにあると思います。
習字は幼い頃からさせよう
大人になって習字を習っても、
綺麗な字が書けるようになる。集中力が身につく。正しい持ち方になる。
正しい姿勢になる。正しい書き方ができるようになる。
正しい書き順が身につく。礼儀作法が身につく。
のような力を十分につけることは難しいです。
習字は幼い頃に習うからこそ、意味があるのです。
多くの習い事も、幼い頃から行うと良いと言われているものが数多くあります。しかし、費用対効果で考えてみると、習字は圧倒的に優れており、自分の将来に価値あるものを残すことができます。
習字にかかる費用は年間1万円ほどではないでしょうか。
年間1万で生涯にわたって活用できる字を綺麗に書くという技能を付けられるなんてすばらしいと思いませんか?
幼い頃に頑張ば、これから先字を綺麗に書くことができるんです。
字を綺麗にかけるようになれば、よほどのことがない限り汚くはなりません。
私は、習字を習わせることをおすすめします。