44歳で手取り月18万円…学童保育を支える指導員の現実のニュースについて
学童保育とは、共働きの両親のために、学校が終わった放課後に小学生の子どもたちを預かってもらう場所のことです。
共働きの家庭にとってなくてはならない存在ですよね。
もし、なくなってしまったら放課後に子どもを一人にさせてしまうことにもなります。
どうしても一人にできない場合は、仕事を辞めなければなせないか、辞めることができない場合、高い料金を払って別の機関に預かってもらうしかありません。
そんな共働きの家庭にとってなくてはならない学童保育。
そこで働いている方の給料が低いのではないかとニュースになりました。
なんと、44歳で手取り月18万。
20代なら話はわかります。でも、44歳で手取りが18万だと悲しいとは思いませんか。
でも、実際に学童で働いている方の給料はとても低いようです。
実際のニュースはこれです。
手取り月18万円、休みは日曜と祝日だけ
森岡さんが暮らしているのは大阪・西淀川区の市営住宅。結婚はまだ。家賃3万円の部屋にひとり暮らしです。Q.給料はどれくらい?
「明細あるけど、これになります」(森岡恵治さん)24年間働いてきた森岡さんの給料は、手取りで月18万円、年収は250万円ほどです。休みは日曜と祝日だけ、ほとんど遊びには行けません。
「自分はまだこの年やけど独身なので、単身やからこそ給料安くても生きていければいいかという感じでできてますけど。将来的な不安とか…すごく不安になってくる」(森岡恵治さん)
引用元 Yahooニュース 抜粋
【特集】44歳で手取り月18万円…学童保育を支える指導員の現実
URL https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180713-10000001-mbsnews-l27&p=1
この方は、この仕事にやりがいを感じて、続けているようです。
給料が低くても、仕事が好きだから続けているのはすごいことです。
でも、中には給料が低いために辞めていく方もいるでしょう。
もしくは、給料が低いと聞いてこの仕事に就きたくてもあきらめてしまう方もいるのではないでしょうか。
そうなってくると、学童で働く人がこれからどんどん減っていきます。
ただでさえ、日本の人口が減っていってるにも関わらないのに、これじゃあ、だれも働きませんよ。
今の世の中、共働きが当然のようになっています。
もちろん、親のどちらか一人だけが働いて、立派にやりくりしている家庭もあるとは思いますが、
共働きで、子どもを育てている家庭が現在多いです。
このような状況で、学童がなくなっていったらますます子どもを欲しいと思う人が減っていくのではないでしょうか。
政府は待機児児童ゼロを目指すなどして、出生率を高めていこうとしていますが、本当にやる気があるのかと私は言いたいです。
何年も前から子どもの数が減っていき、人口が減るとわかっていました。
でも、結局、子どもが減り様々な所で支障がでています、
学童保育一つとってみても、こういうところで本気になって処遇の改善をしていかなければ、この国の未来はないと思います。
人がいなければ、世の中なにも始まりません。
人こそが国を作っていくのです。
この国の未来が心配です。