お勉強について

教師が選んだ本当によく読む絵本(0〜2歳)

うちの子供は比較的絵本を読むのが好きです。うちにある絵本は小学校教師が選択した、おすすめの絵本ばかりです。朝の登園前に読んだり、夜眠る前の読んだり、雨の日のおうち時間で読んだりと1日に何度も絵本を手に取り読んでくれています。絵本を読む時はママやパパの膝の上に乗って、スキンシップを取ることもできます。自分が本当に好きな踏切の本は一人でソファに座りながら、じっくりと眺めています。絵本を読むことが好きなお陰で集中力や語彙力にも良い影響ができていると考えています。

幼い頃の読書週間はもう少し大きくなっても活字嫌いにならないで済む。読書好きになってくれるというメリットがあると思うので、今回は特にうちの子がよく読んだ本を紹介し、みなさんのお子様にも是非絵本好きになってもらえたらと思います。

0歳から楽しめる絵本

  • だるまさんシリーズ(だるまさんが・だるまさんの・だるまさんと) かがくいひろし/作

だるまさんの表情の変化・動き・シンプルな言葉に0歳児もキャッキャッと笑います。うちの子も泣いている時にこれを読んであげるとあっという間に泣き止みました。また子育て支援センターに子供を連れていった際も、先生の読み聞かせでこちらの絵本は人気があるということで、みんなニコニコしながら集中して読み聞かせを楽しんでいました。

  • いない いない ばあ 松谷みよ子/文 瀬川康男/絵

こちらの本は長い歴史がある有名な絵本ですね。1歳前に「いないいない〜」と自分で真似して言葉を発しながら一緒に読んでいました。最近では手で顔を隠しながら「いないいないばあ」とやってみせてくれます。

  • じゃあじゃあびりびり まついのりこ/作・絵

こちらも歴史の長い絵本ですね。赤ちゃんの耳にとって、身近な擬音語とはっきりとした絵がとても楽しい絵本です。自分でページをめくりやすい、厚めの本になっているのも自分で読みたいという意欲を高めてくれます。そして、うちの子供はこの本の踏切のページから踏切オタクになりました。色もたくさん使用されており、色を勉強するにもいい絵本です。

  • しましまぐるぐる かしわらあきお/絵
こちらはしましまとぐるぐるの音が楽しい絵本となっています。身近なもので模様のお勉強ができます。家もポップで赤ちゃんの目をひきます。
  • ぴょーん まつおか たつひで/作
色々な生き物がジャンプして飛んでいる姿が描かれています。シンプルな絵と言葉でわかりやすく、色々な生き物を学べることができます。1歳をすぎた頃から自分で「ぴょーん」と真似をしながら読んでいました。男の子だからなのか、バッタが羽を広げて飛んでいるページが特にお気に入りです。
  • おべんとうバス 真珠まりこ/作・絵

こちらの本は定番のお弁当の具材ちゃん達が可愛らしく描かれています。一人一人が順番にバスに乗っていき、最後はバス型のお弁当が完成して、おいしくいただきます!という流れの物語です。1歳過ぎた頃から具材の名前を一緒に言いながら読んだり、具材を手でつかむ真似をして、自分で食べて「あむあむ〜」と言ってり、ママパパに分けてくれたりしました。

  • おつきさまこんばんは 林明子/作

温かみのある表情豊かなお月様に惹きつけられます。お月様の感情に合わせて読んであげることで、子供もくもさんあっち!あっち!と雲を手で払ってくれます。「夜眠る前に読む本どれだっけ?」というとこの本を手によ取り、「ねんね〜」と言いながらママのもとに持ってきてくれました。この本を読むことで、眠る時間だということを認識し、ベッドへの誘導に使用していました。夜のお出かけや家から見えるお月様にも反応し、「ねんね〜」「おやすみ」と言ってくれます。

  • はらぺこあおむし エリック・カール/作

こちらも歴史があり、誰もが知る絵本ですね。最近ではユーチューブで音楽と映像と一緒になり、読み聞かせてくれる動画が流行っていますね。こども園の1歳児クラスでもはらぺこあおむしの曲を流しながら、絵本を読んでいました。それを聴きながら、みんなも一緒に口ずさみながら進行を楽しんでいました。たくさんの食べ物の名前をこの本から学んでいました。また青虫が蛹となり、ちょうちょへと成長していく姿もとても驚き、興奮しながら読み進めています。

  • はじめてずかん 小学館辞典編集部/編

こちらはタッチペン付きであったり、もう少し内容量が多いタイプも販売されています。実物の写真が載っているため全てのものを身近に感じることができます。動物や乗り物だけでなく、家電もうちにあるものを指さしては名前を言っています。動物園や水族館等にこの辞典を持って、実際に目の前で見ているものと図鑑の内容をリンクさせることでより深く学習することもできます。

男児が本当によく読んだ絵本

男子は不思議と乗り物に興味を持つみたいで、うちの子もはたらく車や電車が大好きです。その中でもふみきりが大好き。1歳すぎから「かんかん〜」と何度も言い、週末や園の帰りに何度も踏切を観察しに行きました。そんな電車好きなうちの坊ちゃんが夢中になり、ボロボロになりながら読んでいる本を紹介します。

  • ふみきりくん えのもとえつこ/文 鎌田歩/絵

踏切の1日の仕事内容をお話ししてくれます。表紙から踏切好きにはたまらず。本屋で見つけた瞬間から手を離さず、そのままお買い上げとなりました。

  • ふみきりかんかんかーん くにすえ たくし/絵
こちらは踏切を通して、様々なものや人(動物?)の動きを紹介してくれます。電車の音の擬音が読んでいてとても楽しいみたいです。小さいサイズで軽いため、お出かけした際の遊び道具として重宝しています。
  • スーパーのりものデラックス ふみきりのヒミツ! 最強カンカン!ふみきりセット

こちらがうちの息子がボロボロになりながらも、毎日何度も何度も眺めるふみきり好きによる、ふみきり好きのための本です。全国各地の電車と踏切を紹介してくれます。踏切の疑問や細かい機能や部品の名前まで記載されており、親の知らなかったことばかりです。ふみきり好きなら是非持ってもらいたい1冊です。現在は書店に並んでおらず、ネットで注文ができます。

以上が教師が選んだ本当によく読む読まれる本です。絵本を何冊も購入するとゴチャゴチャになり、しまいっぱなしになってしまうこともあるかと思います。しかし、図書館や園にも設置されているような表紙が見えるように並べられる絵本棚を購入すると、興味が湧き自らすすんで絵本を選択し、読み、お片付けができるようになります。是非、本棚の選択にもこだわりを持ってみてください。インターネットで様々な種類が購入できるので、一度ご覧になってみるのもよいかもしれません。あとは、地域の図書館を存分に活用し、様々な種類の絵本をとってみてください。絵本を読むことは世界が広がることになります。その子の知らないことを広げ、体験へのきっかけになります。0歳児に関しては会話の代わりに絵本の読みきかせをしてみても良いと思います。まずはみなさんに選ばれる絵本を読むことで、絵本を好きになってもらって、そこから様々な種類の絵本や図鑑に広がっていってもらうことを期待したいですね。

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