小学校低学年の子は、リビングで宿題をしよう
自分の部屋で集中して勉強しなさいと自分自身が昔言われたり、
今現在も「一人で勉強しなさい」と自分の子に言ったりすることはありませんか。
確かに、自分の力だけで勉強できることは良いことです。
しかし、小学校低学年の子をお持ちのママはリビングで勉強させたほうが良いことが多いのです。
それでは、なぜリビングで勉強させるのが良いことなのか、そのメリットを説明していきます。
リビングで勉強することのメリット
① 分からない問題をすぐ聴くことができる
リビングには、ママやパパ、またはお兄ちゃん、お姉ちゃん、弟、妹がいますよね。ずっといないにしろ、誰かしら家族の一人はリビングにいるのではないでしょうか。
実はその家族を使って勉強するのです。
なぜなら、周りに家族がいれば、分かない問題があってもすぐに誰かに聞くことができます。
流石に、妹や弟は無理かもしれませんが、
自分の子が宿題をしてて分からない問題に出会った時に、その子よりも年上の人に解き方などをすぐに聞けて教えてもらえることができますよね。
そうすることによって、分からない問題をそのままにすることなく、その場で覚えることができるのです。
一人で勉強してしまうと、自分が分からない問題に出会ってしまっても解決することが難しいでしょう。
自分で調べてみなさいと言えることもできますが、低学年の子に「調べて勉強しなさい」と言うのは少し大変なのではないでしょうか。
ですので、子どものヘルプに耳を傾け、是非教えてあげてください。
小学校低学年の問題なら大抵の人は解くことができると思います。
② 勉強をする習慣が身に付く
自分の部屋一人で集中して勉強しようとしても、大抵の子は集中できないでしょう。
たとえ集中できていたとしても、その集中力は持続しません。
なぜなら、自分の部屋には様々な誘惑があるからです。
例えば、自分の部屋に漫画本があるとします。もし自分の子が漫画が好きで誰もいない空間の中で漫画がおいてあったら、読まずにいられるでしょうか。
漫画を読まないにしても、少なからず、漫画意識が向いてしまうと思いますよね。
誰の目もない時には、子どもは何をしているかわかりません。
勉強をすると言って、違うことをしているかもしれません。
悪い言い方かもしれませんが、子どもを監視する意味でもリビングで勉強させるのがいいのです。
そして、監視下にある状態で勉強を続けていくと、自然に勉強することが習慣づいていくのです。
③ 様々な誘惑に惑わされにくくなる
リビングで勉強して、誘惑に惑わされにくくなるとは意味が分かりませんよね。
逆に自分の部屋よりも誘惑がたくさんあり、集中できないと思うのが普通です。
しかし、思考を変えてみてください。
逆に誘惑が多くあるリビングで集中して勉強できるようになれば、どの環境でも勉強できるようになると思いませんか。
どんなに回りがうるさくても、テレビを誰かが見ていても集中して勉強することができれば、学校での授業はもちろん、一人で勉強する時も集中してできるでしょう。
ただ、リビングで勉強する最初の内は、テレビをつけて勉強させるのはダメです。
最初はしっかり子どもが勉強しやすい空間をリビングに作ることから始めることが大切です。
リビングで勉強することになれてくると、通常の空間でも勉強ができるようになり、集中が本当にできない時には自分の部屋に行くなど、集中できる環境へ自分でいくでしょう。
まとめ
なぜリビングで勉強させることがいいことなのか、わかっていただけたでしょうか。
もちろん、子どもによっては自分の部屋で自分の力で勉強させることが必要な子もいます。
必ずしも全員がリビングで勉強する必要があるとは言いません。
しかし、親離れできない、うそをすぐつく、集中力がないと思う子お持ちであるならば、実践してみる価値があると思います。