家庭環境・食育

子どもの音痴は必ず直る!!絶対にやってほしい、音楽教員が教える家でできる音痴の直し方

子どもの音痴は必ず直る!!絶対にやってほしい、音楽教員が教える家でできる音痴の直し方

音痴を直してあげたいんだけど、歌のレッスンに通わさせるとお金もかかるし、家でできるいい方法ないかしら
私の夫が音楽教員をしているので実際に実践して効果がある方法を聞いたので教えましょう

自分の子が音痴だと、学校の音楽祭で目立ってしまって恥ずかしい思いをすることがあるのではないでしょうか。

よく、多くのボイストレーナーさんや、ブログなどのサイトで音痴を直すために、

  • 小さい子の音痴は仕方ない。音楽を聴いていたら自然に直る。
  • 自分の歌声をよく聴く。
  • リズムに合わせて歌う。
  • 音楽をたくさん聴く。
  • お母さんがたくさん歌って聴かせてあげる。

という風に言っている方が多くいられますが、夫に言わせれば簡単に言っているそれらが子どもにとって難しいから音痴は直らないそうです。それがすぐにできれば苦労しません。

また、小さい時は音痴なんて言っている方がいますが、そんなことはありません。小さい子だって、正しく歌えることができる子もいますからね。

仕方ないで何もしない方が危ないです。ずっと音痴のままで何も変わっていきません。

どうして、ここまで私が言えるのかというと、夫のおかげです。

夫は、10年間小学校、中学校と音楽の教員をしています。のべ3000人くらいの子どもたちを指導してきました。その中には、もちろん音痴の子も多くいたそうですが、それぞれの子に合った指導をしていくことで、全員が次第に直っていったそうです。夫は子どもの音痴を改善する研究もしています。最低でも、一年間。長期的に取り組んでいくことで成果がでると言っています。

専門家が近くにいて、指導できればいいですが、音楽教室などのレッスンに通わせても、レッスン代もかかるし・・・・

と思っている方は是非この続きを読んでください。実際に現場でやってみて効果があった例を紹介していきます。夫の自論なので、どこにも紹介されている内容ではありません。もしかしたら、似たような実践がされている可能性があると思いますが・・・。

レッスンに行けばお金がかかりますが、無料で完結に分かりやすく紹介するので、だまされたと思ってやってみるのもありではないでしょうか。

きっと、何かお役にたてることがあるはずです。

我が子はどのタイプ?

実は、音痴にはタイプがあります。

大きく分けると、2つのタイプに分かれます。

  1. 音を聴くことができないタイプ
  2. 声の出し方がわからないタイプ

これだけ言われても、なんのことか分からないことだと思います。

まず、自分の子がどちらに当てはまるか、調べてみることをしてみましょう。

①音を聴くことができないタイプの子の特徴

このような子は、小学校低学年に多くみられるようです。

実際の特徴としては

・人の話を聞くことができない。

・他の子よりも行動が遅い。

・リズム真似っこができない。

・リズムに合わせて歩いたり、走ったり、踊ったりすることができない。

・声のボリュームの調整が苦手。

・常に叫びながら歌ってしまう。

・普段から友達の後ろを歩いていく。

このような特徴をもった子は音痴の子が多いです。もし、3つ以上当てはまる場合、読み続けてください。

音を聴くことができないタイプの子は、人の話もしっかり聞くことができない子が多いです。

だって、そうですよね。人の話は一字一句聞き漏らさないのに、正しい音がわからないなんて子は滅多にいるとは思えません。

もし、そのような特徴をもった子なら、タイプ②を見てください。

話を戻します。要するに、

人の話が聞けない=音が聞けない=音痴

なのです。耳が鍛えられていないために、正しい音も判別がつきづらかったり、リズムに合わせて正しくたたくことができないのです。

このような子は、人の話を聴けるようになること、聴く耳を鍛えることが音痴解消への近道です。

詳しくはあとで述べます。

②声の出し方がわからないタイプ

このような子はどのような特徴があるかというと、

・大きな声を出すことができない。

・モノマネ(声)が非常に苦手

・じっとしていられず、ぐらぐらしている。

・姿勢が悪い

・高い音、低い音を出してと言ってもできない。分からない。

2つ以上当てはまれば、こちらのタイプに該当します。

※タイプ①、タイプ②どちらも当てはまってしまうという子ももちろん大勢います。

タイプ②だけに当てはまる子の場合、歌を歌うための技術的な部分を鍛えることができれば、音痴は直っていきます。

例えば、自分の子に高い声を出してみてと聞いてみてください。もし、できなかったら音を正しくだす方法が分からないから音痴になっていることがわかります。

このような子は、音楽教室に通って直接指導を受ければわりとすんなり音痴が改善されますが、今回は家でできる方法を伝えします。

家でできる音痴を直す方法

そもそも、音痴になってしまうのは、音楽、音というものは非常にわかりにくく、難しくあるためです。

音は、目に見えてわかりませんよね。

いまが正しい音で歌えているかどうかなんて、人に言われても音痴の子にとっては何が正しい音程なのかが分からないので、間違ってるのか正しいのかすらもわからないのです。

抽象的すぎて、「音痴だよ」といってもどこが音痴なのかもわからず、どうすればいいのかもわかりません。だから、よけいに聞こうともしなくなるのです。

だからこそ、できるだけ音、正しい音程を見えるようにしてあげることが必要なのです。

①階段を使って正しい音程を身に付けよう【主にタイプ①】

上記にありますが、正しい音程というものは、目には見えません。だからこそ、少しでも正しい音程を目に見え、分かりやすく伝えることが必要になってくるのです。音の見える化です。

音の見える化をしよう

そのめに、家でやってほしいことは階段音程トレーニング。

音の高さをわかりやすく覚えるために、階段を使います。階段をのぼりながら、ドレミファソラシド。下がりながら、ドシラソファミレドを言うことで音程を体に身に付けていきます。

でも、闇雲にドレミファソラシドを言って行っても意味がありません。目安になる音があることが大切になります。

例えば、ドレミファソラシド分のコップ用意し、グラスに水を張り、チューナーで音を整えて階段、一段一段に水を張ったコップを下の音から順番においていく。

でも、これは非常にめんどくさいです。こぼしてしまう恐れ、蒸発して音程が狂う恐れがあるため、常に置くことも難しいでしょう。

そんな悩みを解決してくれるのがこちら。

机に置いて使えるハンドベルです。

この商品、夫も実際に使っているのですが、非常に使い勝手がいいです。

正しい音階をボタンを押すように簡単に鳴らすことができます。

このベルを常に階段の所に置き、2階にあがる時に、鳴らしながらドレミファソラシドを言って上り、降りる時には、ドシラソファミレドを言って降りていく。

そうすることで、体感をもって音程を身に付けることができるようになります。

もちろん、最初は、正しい音程で上がったり、下ったりすることができないでしょう。

親が気づいたときに、

「今の音あっているよ。」

「最初の音よかったよ。」

「高い音が難しいね。」

なんて言いながら、価値づけていくことで、子どももどの部分が出来ていないのか分かってきます。

これが音痴を改善するために必要な音の見える化なのです。

実際に、一つも正しい音で歌うことができなかった小学校低学年の子を階段音程トレーニングで3か月である程度正しい音程で歌うことができるようになったと聞きました。

最初は、ドの音も分からず適当にドレミファソラシドを言っていた子が、周りで正しい音かどうかを指導していくことで大幅に改善することができたそうです。

しかし、まだまだ続けていく必要があるとも言っています。なぜなら、ベルを鳴らしながら正しい音を発することはできますが、まだベルなしでは崩れていってしまうそうです。

なので常に家に置いて日常的に音階を聴き、トレーニングすることが大切かもしれないということがわかってきますよね。

ぜひ、やってみてください。

※お家に階段がないよっていう場合でも横に並べて順番にドレミファソラシドを言って行くだけで効果はあります。是非試してみてください。

②大声を出そう【主にタイプ②】

そんなことでいいの?と思われるかもしれませんが、タイプ②の子は特に芯のある大きな声を出すことができないケースが多いです。

「大きな声でさけんでみて」と言ってやって見せても、

一瞬だけ大きな声が出て、すぐに小さくなってしまうことや

赤ちゃんの泣き声のように横に広がる声「あ゛ーーー」になってしまうことがあります。

それは、声を出す喉ができていないためです。声を出す喉ができていないと、正しい音程を出すことができません。音痴ではなく、正しい音程で歌えるようになるためにも声を出す体、喉を作っていくことが大切なのです。

正しい音を出すための喉を鍛えよう

では、どのように喉を鍛えればいいのか。それは、芯のある声で叫ぶことができるようになることです。

芯のある声を説明します。自分の声を一本の線に置き換えてみましょう。やさしく「あー」と言えば、線はゆっくり進み、鋭く「あー」と言えば高速に進んでいきます。

芯のある声とは、この鋭くまっすぐに進んでいく線のような声のことをいいます。しかも、とても細い線です。太い線のような声では正しい音、声を出す声ではありません。細く、まっすぐに伸びる線をイメージして「あーーー」でも「おーーー」でもいいのです自分が出しやすい声で言ってみるようにしてください。

このようなことを続けていくことによって、喉だけでなく体も鍛えられ、正しい音程を出すためにどこに力をいれればいいのかを体で覚えるようになります。

ただ、自分の家では大きな声出せないよ。という家庭もあるでしょう。

そのような家庭で便利なグッズを紹介します。

こちらの商品を使えば、遠慮なく大きな声を出すことができます。

本当は、近くに河原なんかがあり、大きな声をだすことができればいいのですが、難しいよという場合は使ってみる価値はあります。

最後に

実際に今回紹介したことをやり始めて、分からないことやアドバイスが欲しい方は遠慮なく、お問い合わせフォームからメッセージをください。丁寧にお答えさせていただきます。

今回紹介したことは、夫が実践したきたことのほんの一部にすぎません。また、音痴になってしまう原因は人それぞれあるので、音痴を直す方法も、それぞれに合ったやり方があります。どうしても改善させたいという方も相談にのります。

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