家庭環境・食育

ノートの上手な使い方はこれだ!!~思考力をアップさせるために小学校入学前からできること~

ノートの上手な使い方はこれだ!!~思考力をアップさせるために小学校入学前からできること~

 

これから小学校に入学するのに、我が子はノートの使い方も上手にできなくて、画用紙や大きな紙にグチャグチャに絵を描いているなどで困ってはいませんか。

ママ
ママ
そうそう、こんな書き方で本当に小学校でやっていけるのか不安になることいがあるよ。

小学校に入学すれば、授業でノートを使わなければならなくなるので、こんな状態で大丈夫かしらと心配になってしまいますよね。

また、こんな書き方で我が子はちゃんと成長しているのか、これから勉強することが頭に入るのかと心配になる方もいらっしゃると思います。

小学校生活をスムーズにスタートさせるためにも、もっときれいに書く練習をした方がいいのではないでしょうか。

でも実は、何もしなくて大丈夫なのです。

小学校に入学する前の子が画用紙や大きな紙などに大きく書くのは、決して悪いことではありません。

むしろ、良いことなのです。

なぜなら、この大きな紙に書くことが成長の第一歩であり、これからだんだんとステップアップしていくからです。

一つづつ、積み重ねていくことによって、ノートを上手に取ることができるようになり、学習が効率よく定着していくようになるのです。

最初からマスのあるノートにきっちり書きなさい!と言ってしまったり、丁寧に書くことを強要してしまっては、書くことが嫌になってしまうことは、想像がつきますよね。

少しずつ少しずつ、ステップアップしていくことで、書くことに嫌がらないようになるのです。

では、今後どのような支援をしていけば次のステップに進むことができるのでしょうか。

それを今回はお話していきたいと思っています。

 

1.小学1年生になったら家庭では、マスのないノートを使わせよう。

一年生になったからといって、マスにきっちり書かせることはやめましょう。

家庭ではマスのないノートを使う

なぜなら、小学校1年生で大切なことは、ノートに書くことが楽しくて楽しくてたまらない、やめられないと思わせるようにすることなのです。

小学校に入学する前は、マスのない紙に自由に書いてたにも関わらず、小学校1年生になったからといって、突然マスがあるノートに書けといわれたら子どもは書くのが嫌になります。

小学校に入学したからといって、すぐにきっちり書かせるのではなく、ノートに大きくのびのびと書かせることを心がけてください。

小さなころに書くのが嫌とおもってしまえば、のちのち苦労することになります。

一度書くことが嫌いになってしまえば、勉強嫌いになる入口に立ったようなものです。

子どもが書くことを嫌!と思わないようにするためにも、子どもが好きな時に好きなように書くことができる環境を整えていくことが大切なのです。

2.値段の良い鉛筆を使い、消しゴムはなるべく使わせないようにしよう。

まずは、値段の良い鉛筆を購入し、子どもに与えてください。

一本100円ぐらいの鉛筆が理想ですが、それよりも少し安めの鉛筆でもオッケーです。

なぜ、値段が高い鉛筆を使わなければならないかというと、書きやすいからです。

安い鉛筆を使ったことがある方はご存知だと思いますが、書くとジャリジャリするのがわかると思います。

そうすると、書いていて楽しくないだけでなく、良い字が書けません。書くことが楽しくさせるには、道具から入るのも大切なのです。

 

また、消しゴムをなるべく使わないことが大切です。

なぜなら、鉛筆で書いては消しゴムで消し、消しゴムで書いては鉛筆で書くといった動作が書くことを慌てさせるだけでなく、思考する時間を奪っていることに気づかない状態に陥っているからです。

思考力を育てるためには、消しゴムを使わず自分が考えた跡を残すこと

消しゴムで消してしまうと、書き始めた時に自分がどのようなことを思っていたのか、わからなくなってしまいます。しかし、消しゴムで消さずに残しておくことによって、思考の積み重ねができ、軌跡が見えるのです。これが思考力を育てる上で、重要です。

消しゴムを使わず、鉛筆の線で消し、横に新たに書けばそれでオッケーです。

 

 

3.ノート自体は大切に使わせよう

マスのないノートで子どもが書くことに関心を持ち始め、意欲的な態度が見られるようになったら、ノートを大切に使う習慣を身に付けさせていきましょう。

大切に使うとはどういうことかというと、ノートを雑に扱わないことです。

適当に机の上におきっぱなしにするのではなく、使ったらしまう癖をつけたり、汚い場所でノートを広げたりしないようにしましょう。

この癖をつけることができたら、次にノートに必ず日付やナンバリングを書くことを忘れないようにしましょう。

なぜなら、子どもが自分の学びの積み重ねを見ることができるようになり、それが学習の継続を感じ、勉強に対する意欲につながるからです。

また、ノートに自分の思いや疑問などをどんどん書いていくことも大切にしたいことの一つです。自分の思いは、割と形として残らない傾向があります。せっかく自分が考えたこと、思ったことを形として残さず、忘れてしまったらもったいないですよね。

自分の気持ちを大切にノートに書き入れましょう。

 

さいごに

ノートを上手に使うようになると、子どもの思考力がググっとアップしていきます。

思考力アップのためにも、家庭のノートの使い方の工夫が必要です。

そして、地道に少しずつノートを正しく使うことができるようになるためには、親の努力が不可欠です。

ノート一つとっても子どもの成長に大きく影響します。これからの小学校に入学する子をお持ちのママさんたちは参考にしてみてはいかがでしょうか。



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